なおい布について

『なおい布』は、「はだか」になれない老若男女や当日病気などで神社に参詣できない人が、氏名年齢と祈願事を書いて祈念をこめた布のことをいい、この『なおい布』を結んだ笹が『なおい笹』であり、「はだか男」が代参・奉納するものです。
布自体は、なるべく未使用のさらし(色つき可)を用いて、氏名年齢と祈願事を書きます。
本来は、1名1枚1願事ですが、家族全員で、家内安全を願う等の場合など、1枚でもかまいません。
『なおい布』(例)
願事例
家内安全
開運長久
家業繁栄
厄難消除
商売繁盛
身体健全
良縁成就
社内隆昌
学業成就
就職成就
福徳円満
安産祈願
入試合格
子宝授与
方位除災
当病平癒
交通安全
心願成就

『なおい笹』について

なおい笹は、「はだか」になれない人たちの祈願事を記した『なおい布』をつけた笹竹なので、国府宮神社へ、無事に奉納するまで、大事に取り扱います。
各字の笹竹は、道中で、その都度まとめ、落合・八剣社にて、白布で全町一本まとめとします。又、紅白の紐もここでつなぎます。
笹竹は、太いほうを先頭に進めます。主な、交差点や、橋の中央では、笹を立てますが、これは、前を進む団体や後ろから来る団体へ当方の位置を知らせる為と、担ぎ続けるとどうしても進行が早くなりがちなので、その調整の為に立てますので、ご協力下さい。
立てた後、再び、担ぎ出す前、倒すときに一番けがをしやすいのでご注意下さい。
道中、必ず一度は、担いで頂くようお願いします。他団体の笹と、絶対にぶつからないようお願いします。特に、第二鳥居をくぐった後の参道では、相当混雑しますので、前後の守りをしっかり、他団体にさわらせないようにします。
最終、参道・奉賛会観覧席前で立てた後、楼門を通る時は、なるべく厄年参加者を中心に担いで奉納します。が、無理につかまったままだと、ケガの原因になりますので注意してください。